【感想文】文章にまとめるのが苦手なお子さまにお勧めな本の読み方。読書メモで完成度アップ!【読書法】

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 今回は、「文章にまとめるのが苦手なお子様にお勧めな本の読み方。読書メモで完成度アップ!」がテーマのお話です。

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Contents

本を読み終わっても感想文は自然に書けません

 多くのお子さまにありがちなのですが、読書感想文を書くにもかかわらず、本を読む段階では、これから感想文を書くことを意識していないことがあります。

 黙々と本を読み始め、読み終われば自然と感想文が書けるようになっていると思い込んでいます。

 そして、読書感想文を書く段階になって初めて「さぁ書こう!ところで何を書こうかな?」となってしまうのです。

 当然そうなった際には、ペンは全く動かず、下手をすると本文をほぼ丸写ししたようなあらすじを書き始めることさえあります。本を読んだだけでは、感想文に書くことが降ってくるということはないのです。

じゃあ、どうすればスムーズに読書感想文を書けるようになるの?

それは、書く時のことを頭の中で考えて本を読むことです!

そしてメモを取りながら本を読むようにするのです。

 例えばディズニーランドに行ったとき、感動的なことがあったら「お友達に伝えたい!」と思うはずです。

 そうすると、「あー!ここのことあいつに話そう!」とか思いませんか?その感覚を読書のときにも持ってほしいのです。

 さらにディズニーは世界有数のエンターテインメントなので記憶は鮮烈に残っています。だからこそ、お友達にメモを見ることなく「ここが感動なんだよ~!」「あそこは絶対見た方がいいよ!」思い出しながらと伝えられるのです。

 しかし、読書ではそこまでのインパクトが残念ながら残りにくいです。

 だから、読書メモで残しておくのです。読書メモというのは、読むときと書く時の橋渡しの役割をしてくれるメモなのです。「ここが感動なんだよ~」「あそこは絶対に見た方がいい!」というのを、読書感想文を書く時の自分へ向けてメモを残しておくのです。

残念ながら記憶力をあてにしてはいけない

 人はそもそも記憶力がそんなに良くありません。強烈に感動した、印象に残った場合を除いてすべて記憶に残っていることはありません。

 ましてや、読書感想文で書くような本や、人から与えられた課題などは頭に10%も残っていないでしょう。だから、自分の頭だけではなく、メモという形で記録に残すのです。

読書メモの力は読書感想文だけにはとどまらない!

 読書メモのやり方が身につけば、どんな長い本になっても、ひいては入試の小論文になっても同じように書くことができるようになります。読書メモという名前がついていますが、これは自分の考えをまとめたメモなのです。
 自分の考えを文章という形で人に伝える技を身に着けたのです。

必要なものは紙とペンだけ!

 ここまで見ていただいたのですから、もう文章をまとめるのが苦手なお子さまは、本を読むときに、「読書メモ」を書くようにしましょう。読書メモはA4用紙一枚とペンだけでも十分です。読書メモには「自分が一番面白かったこと」を「なぜ面白かったのか」とセットで書くようにしましょう。

あらすじや、面白かったことが複数あったのなら箇条書きで書いてもいいでしょう。

読書メモを書きながら本を読めば、読み終わった後にメモをまとめて書くだけで読書感想文が出来上がります。課題の文章量に合わせて書くものと、書かないものに分けてから原稿用紙にまとめましょう。

読書メモは今からすぐに出来ます!

 今回は「文章にまとめるのが苦手なお子さまにお勧めな本の読み方。読書メモで完成度アップ!をテーマにお話ししたしました。
 今度から読書をするときは、A4用紙一枚とペンを横において本を読んでみましょう。

お子さまが読書感想文を書く時に困っておられたら紙1枚とペンを渡してアドバイスしてあげてください(^^♪

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