副教科の成績・内申を軽視しない方がいい理由

こんにちは、カジきたチャンネルへようこそ。
今回は、「副教科の成績・内申を軽視しない方がいい理由」がテーマのお話です。

Contents

副教科の成績をご存知ですか?

お子さまの副教科、通知票の内申はいかがでしょうか?定期テストの点数はいかがでしょうか?

もしかしたら、主要5教科、英語や数学、国語、理科、社会はチェックしていても、副教科は、あまり注目していないかもしれませんね。

副教科とは、

  • 保健体育
  • 美術
  • 技術家庭
  • 音楽

の4教科です。

進学を見据えているお母さまで内申アップを狙っている方は多いでしょう。

今、気になっていない方でも内申は高校進学に必要です。

解決策を教えて!の前に。安心してください。

「じゃあ、副教科はどうしたら成績があがるのー?!」と、心配になられたお母さまもいらっしゃるかと思います。ご安心ください。なぜなら、副教科の4教科は主要な5教科に比べて、上げにくいといったことはないからです。

副教科はテスト自体簡単

副教科は、テストで良い点を取る事が比較的簡単です。副教科のテスト点が悪いお子さま。多くはテスト勉強をほとんどなし、もしくはパラパラと参考書を見ただけ。の事が多く、結果点数が取れていないのです。

授業中のウエイトが大きい

また、実技教科ですから授業態度も非常に大きいです。主要5教科に比べて、暗記する内容も少ないため、テスト内での点数差が生まれにくく、体育や美術、音楽、技術家庭、そのすべてで実技を行う時間もあるため、授業時間の評価も大きく含まれるのです。

副教科の内申が必要なワケ

副教科の内申を上げておくと、いいことがあります。というよりも、上げておかないと困ることがあります。それは、入試の際に志望校のレベルが変わってくることです。例えば、京都の公立高校入試では、副教科の内申点の方が、主要教科の内申点よりもウェイトが大きい日程もあります。

気付いたときには遅いことも

学校によっては入試当日の試験で点数差が付きにくく、報告書つまり通知表の内申点が合否を分ける…。
受験生の多くが直面してきました。受験直前になって、過去問を解けばかなりいい点数が取れるようになってきた。でも、過去の内申が足かせになってしまう。めちゃくちゃ悔しいんです。

コツコツ君の味方

逆に言えば、学校でコツコツやってきた人は受験の時にいい結果が出やすい。受験直前はもちろん頑張るんだけど、当日同じ点数を取ったとして、ずっと内申が低かった人にくらべて合格できる高校のランクが変わってきます。変えられるのは中1の時からです。まだ、受験までは日がある人も意識しておいてください。

解決策を教えて!

それでは、どうすれば副教科の内申を上げられるのでしょうか。

まずは、副教科を大切にしないといけない、副教科の点数を取っていかないといけない、とお母さまも意識してください。

今、お子さまが副教科の点数が振るっていない場合、お子さまの意識を変えられるのは学校の先生、塾の先生、そしてお母さま・お父さまだけなのです。

たかが意識。されど意識

決してご家庭で副教科を軽視するような発言はしないようにしてください。お子さまは大人が思っている以上に真に受けてそれ以降副教科の勉強や授業を軽く見るようになるのです。

「副教科は重要じゃないんだ~」と思ってしまえば、勉強しない方が楽ですから、それ以降、勉強しない方に落ち着いてしまいます。

中学生の副教科テストは期末だけの一発勝負ということも珍しくありませんから、取り返しがつきません。暗記することも少なく、論理的思考が必要なことはほとんどありませんから、しっかり暗記してしまえばテストで点数は取れるでしょう。

そして、授業態度です。

決して、陸上で1位にならなくてはいけないとか、音楽で音程を外さずにうたわなければならないということではありません。

出来るに越したことはありませんが、それ以上に大切なのが、「自分から授業を受けに行っているか」を見られています。

ただ授業時間をやり過ごしているか、授業を自分から受けようとしているか。先生は分かります。

イメージしてみてください。副教科は準備などがつきものですよね。体育なら道具を出したり、配たり、片づけたり。一生懸命取り組んでいる姿は先生からどう見えるでしょうか。

そうですよね。お子さまにとって好印象になります。先生が見ていれば成績のプラスにつながりますよね。

もちろん、テストでは高得点を取り、授業態度をよくしていきましょう!

まとめ

今回は、「副教科の成績・内申を軽視しない方がいい理由」をテーマにお話し致しました。

副教科のテストは本当に取りやすいので、主要教科と同じくらいにテスト勉強を行い、確実に点数を取りに行きましょう。

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