勉強アプリにない、参考書のメリット紹介。問題集は知識が定着しやすい!

こんにちは!
今回は、「勉強アプリにない、参考書のメリット。問題集には知識が定着しやすい条件が整っている!」がテーマのお話です。

アプリ教材の勢いがスゴい!

最近、ベネッセの進研ゼミや、リクルートのスタディサプリなど、スマホやタブレットのアプリで学習できるツールが増えてきました。ご利用中のお子さまも多いのではないでしょうか。
リクルートのスタディサプリに至っては、月額980円と学習塾には真似できない安価な価格設定が魅力です。
下手をすれば参考書1冊よりも安価な価格設定です。
お子さんはスマホ世代ですから、使い方を教える必要もありません。
スマホやタブレットが一台あればたくさんの本を持ち運ぶ必要もないため大変身軽ですし、たいていのアプリでは全教科を受けることが出来ます。
一見万能選手で、無敵のように見えます。

紙の参考書はいらない?

それでは、本屋さんに売っている参考書にメリットはなくなってしまったのでしょうか。
アプリがあればもう参考書はいらなくなるのでしょうか。
実は、そんなこともありません。
アプリで便利な機能が、学習の面ではマイナスになってしまっていることがあります。

アプリ教材にない、紙の参考書のメリット

それは、解答をすぐにできて、正答をすぐに見れてしまうことです。
ほとんどのアプリでは映像授業のまとめに4択の問題があったりします。
それは、分からなければ気軽に適当なものを選んで解答することが出来ます。
すると正解・不正解に関わらず、その直後に正答例が出るのでお子さまは覚えた気になってしまいます。
その点、参考書では答えを確認するためには答えの冊子を開いてどこに解答があるのか確認して初めて見つけられるので手間がかかります。
あっさりと答えを見ることができないため、解答を熟考して問題に取り組み記憶に残りやすいのです。

学習アプリの良いところ

学習アプリがダメな訳ではありません。
参考書とはことなり、ノートがなくても問題に答えることが出来ますし、映像授業という大変分かりやすい形で解説を受けることも出来ます。
テキストのみでは理解出来ない場合にも映像なら理解できることは珍しくありません。言いたいことは、学習アプリが万能ではないということです。

スタディアプリも進研ゼミもテキストを活用しよう!

映像授業にはテキストもセットでついているものがあります。
そういった場合は、紙のテキストをきちんとするようにしましょう。
タブレットだけでは、効果が思うように出ないことが多いです。お子さまがタブレット学習を始めたにも関わらず、成績が伸びていないという場合には、テキストに手を付けているかチェックしてみてください。

ネット授業は万能ではない。いいとこどりをすべし。

今回の動画で覚えて頂きたいことは、現状、タブレットは紙のテキストの代わりには完全にならないということです。
基本は、紙の参考書をベースに進めるとよいでしょう。
もしくは併用して紙とタブレットの良いとこどりをして成績を伸ばしましょう!