通知票 成績 3の内申を確実に上げるコツ 京都 岩倉 三宅八幡の塾 カジきたラボ
今回のテーマは、通知票 成績 3の内申を確実に上げるコツ です。
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お子さまの通知票の内申はいかがでしょうか?5段階評価で、平均3くらい、4がちらほらとみられるお子さんをお持ちではありませんか?
もし、お子さまが「このあたりの成績だ!」という方はめっちゃチャンスです。なぜならば、ほとんどの人がこの成績層に集まっているので、少し勉強することで同級生をごぼう抜きできるからです。
Contents
2パターンに分けられる成績3のお子さま
オール3くらいのお子さまは大きく分けて2つのパターンに分けて考えることができます。
- 学校のテストで8割以上取れているにも関わらず、オール3に近い成績しか残せない
- 学校のテストは悪く、6割や7割が中心でも、通知表ではオール3くらい取っている
今回は、1つ目のテストで8割以上をキープできているのに、通知票で 3 程度の成績しか残せないお子さまはどうしていくべきかを書いていきます。
学校のテストで80点以上取られている方で、オール3くらいの方 全体の中ではあまり数が多くないのです。
それ故にお母さまもどうすれば通知表の内申を上げることができるのかお悩みを持っておられるのではないでしょうか。
1つか2つある4の教科を一生懸命5にしようしていませんか?
別に悪いことではありませんが、時間対効果があまりによくありません。
なぜなら、3や4は全体のうち多くのボリュームを持たせることができますが、5は少数にせざるを得ないからです。しかし、内申が上がったという見方からすると、3から4でも4から5でも同じ1上がったにほかなりません。
もう、どちらがいいかはお分かりですよね。
じゃあどうしたらいいの?
学校のテストが80点以上平均して取れているお子さまが、いま必要としていることは学力の向上が第一ではありません。なぜなら、80点以上平均して取れているお子さんには4が付いているひとがバンバンいるからです。
では、なぜお子様はオール3くらいの成績に留まっているのでしょうか?
このタイプのお子さまに当てはまるのは大体3つです。
1つ目は忘れ物が多いこと。
2つ目は字が汚いこと
3つ目は授業を受ける態度がよくない、もしくは印象をのこせていない。
この3つです。
80点平均のテストを90点平均に引き上げることで内申を4にすることもできますが、次に5を目指すときこれら3点がクリアできていないとお話になりません。だから、忘れ物、字、授業を受ける態度を先に変えていくのです。
通知票はどうやってつけられているか
通知表の内申を上げるには、そもそも内申がどのような仕組みでつけられているのかを理解することが必要です。理解すると直すべきところを正しく知ることができます。
ほとんどのお母さまは通知表を見る機会は学期末くらいしかないと思います。しかし、通知票はお子さまの現状を親切にも学校の先生が付けてくれているお得なアイテムです。
内申は大きな教科に対し、1~5のような評価が付いていて、その細かな内訳として3~5項目が書かれています。
つまり、その内訳をそれぞれ引き上げてあげないことには教科全体としての評価を上げられません。そして、テストでは8割を維持できるのにオール3に近い人は総じて関心意欲態度に関係する項目で引き下げられているのです。
お子さまがこう変わる!
もしも、忘れ物をなくし、字を丁寧に書くようになり、学校の授業態度がよくなったらどんなことが起こるでしょうか?
まずは、今回のテーマである、通知表の内申がアップします。オール3からオール4になれば9教科で合計9もアップします。高校入試で内申が影響することもよくありますので、全く馬鹿にできない差になります。進学先もワンランクからツーランクアップができるようになります。
あと、面接が変わります。私立の中学や高校受験では面接が取り入れられていることがあります。面接では準備をすることがもちろん大切ですが、話し方や一挙手一投足には普段の過ごし方が出てしまうものなのです。
学校での態度がいい人は、面接でもよい受け答えができるほか、よい振る舞いができるようになります。一事が万事とは言いますが、まさに当てはまります。
実際に変えていきましょう!
さて、どうすれば忘れ物がなくなり、字を丁寧に書き、授業態度がよくなるのか。
それぞれお話をしていきたいと思います。
忘れ物について
1つめの忘れ物については、ご家庭のフォローが必要なものです。小学校低学年のお子さまであれば、連絡帳をお母さまが一緒に見てあげて、前日の晩に準備してください。それ以上の年齢のお子さまには、普段に時間を必ず守るようにする、約束を必ず守るようにする。そうすれば、ルーズな習慣が見直され、学校の忘れ物も改善されていきます。
字を丁寧に書く
2つめの字の丁寧さは、ご家庭でノートを見ていただくようにすれば変わっていきます。見られる前提で文字を書くようになるからです。それでも変わらない場合はノートをしっかりとみてくれる塾や、低学年のお子さまであれば、書き方教室に通わせてあげるのが手っ取り早いでしょう。
学校の授業態度
3つめの学校の授業態度はご家庭でのお子さまとのかかわりを見直すことで変えていくことしかできません。
お子さまにとっての社会はお母さまが思っているほど広くなく、学校と家庭がメインでせいぜい他には習い事の3つです。その中で、お子さまの人生の歴史の短さを考えてみると、ウエイトは明らかに家庭が突き抜けています。
つまり、お子さまの授業態度がよくないと評価されている場合は、学校のせいにしても改善されません。ピアノや体操教室、塾のせいにしても改善されません。お子さまが人生の一番大きな時間を過ごしている家庭から変えていくことが必要です。
学校のせいにしても、習い事のせいにしても、部活のせいにしても相手が変わってくれない限り変わらないのですから期待するだけ時間がもったいないです。
どのようにお子さまに接すればいいの?という疑問が出てきますよね。それは傾聴と承認を有意識で行うことです。
「お子さまのお話を心から聞く」という傾聴と、「些細なことでもできたことを認めてあげる」承認です。
少なくとも、忘れ物が多いということは、学校の先生に指摘されているでしょうから、お子さま本人も改善したいと思っています。聞けているでしょうか?
そして、改善へ向かうための助言ができているでしょうか。
承認することは既にテストで8割以上取っていることもあるのですから簡単ですよね。毎回キチンとテストでいい点が取れたことをほめてあげて承認してください。
人はどうしても普段の行いがいい子を褒めてしまいます。しかし、その子は放っておいても承認されています。しかし、承認を必要としているのは普段あまり褒められない子です。だからこそ、お母さまがアンテナを張って、できたことを見つけて、有意識で確実に承認してあげるのです。
まとめ
テストの成績がいいにもかかわらず、通知表の内申がオール3程度で停滞しているお子さまへは、
- 忘れ物が減るような手助けをしてあげること、
- 字を丁寧に書くように定期的にノートやプリントをチェックしてあげること、
- ご自宅でお子様の話を有意識で聞く傾聴と、できた事実を確実に褒める承認を積み重ねること
以上の3点でテストの点数以外の通知表の項目を引き上げましょう。そして、成績3からの脱却を狙ってみてはいかがでしょうか。
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