プログラミング教育 必修化にありがちなお母さまの誤解(後編)

今回も「小学校プログラミング教育必修化にありがちなお母さまの誤解」をテーマのお話です

こんにちは!京都 岩倉 三宅八幡の学習塾 カジきたラボです。今回はプログラミング教育必修化にありがちな、お母さまの誤解 の後編です!前編はページ下の前記事よりジャンプできます。

 

今からご家庭でできる2つのこと

では、プログラム教育が2020年から必修化されることを控えて、ご家庭では何をしていくとよいのでしょうか。まずやっておきたいことを2つ紹介します。

  1. 簡単な調べ物はパソコンを使ってお子さま自身に調べさせること。
  2. パズルやボードゲームで遊んで論理的な思考を鍛えること。

1つめの簡単な調べ物はパソコンを使ってお子さま自身に調べさせること。

とは、普段お子さまが「○○ってどういうこと?」と聞かれたときに、お母さんやお父さんが教えてあげるわけではなく、パソコンで調べるクセを付けてください。決してスマホではありません。
なぜなら、キーボードを使ったローマ字入力になれるため。です。スマホ世代ではキーボードがたたけない新入社員が生まれているという驚きのニュースがありました。
ローマ字を習っていないお子さまでも、ローマ字表をパソコンの横に置いておけばお子さま自身で文字が打てるようになります。100均にも売っています。

2つめのパズルやボードゲームで遊んで論理的な思考を鍛えること

これを聞いてどう思いましたか?

「パズルやボードゲームをしたところで、プログラミング教育とどんな関係があるの?」

と浮かんだ方。

実は、パズルやボードゲームはプログラミング的思考の塊です。将棋を例にして考えてみましょう。

将棋では、それぞれのコマが自由に動けるわけでなく、動きに制約がある中でコマを進めていき、相手の王将を取りに行くゲームです。

この、ルールに従って目標を達成されることこそが、プログラミング的思考、論理的な思考です。

日常の遊びにパズルやボードゲームを取り入れれば、遊びながらプログラミング的思考を鍛えることができるのです。

学校の授業もアナログ主体です

プログラミング的思考はパソコンがなくても、アナログのもので鍛えることができることが分かりましたか?
実際に、学校でのプログラミング教育はパソコンやタブレットを使う授業よりも、パズルなど紙ベースのアナログなもので行われる予定です。

まとめ

今回は、「小学校のプログラミング教育必修化にありがちなお母さまの誤解」をテーマにお話し致しました。今回の話を聞いて、お母さまのプログラミング教育に対する誤解が解ければ幸いです。プログラミング教育ではぐくまれる論理的な思考力は人生のあらゆる決断で行かせます。論理の通った決断が、感情で物事を決めることに比べて人生やビジネスで間違いが少なくなりますよね。あなたのお子さまも日々の調べ物をパソコンを使ってする、ボードゲームやパズルを遊びに取り入れるの2つを実践して、プログラミング教育の必修化に備えてみてはいかがでしょうか